テストステロンの分泌量は年々減少する
テストステロンの分泌量は、生涯を通して一定ではありません。
人生において最もテストステロン値が高い時期は、10代後半〜20代。その後は老化と共に、徐々に分泌量が減少していきます。
(「30代からは、毎年1%ずつテストステロン分泌量が減少していく」と主張する学者もいます)。
そのため、40〜50代の頃になると、ED(勃起不全)やメタボ率が上昇し、男性更年期障害で悩む人が多くなってしまうんです。。。
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テストステロンの分泌量は、生涯を通して一定ではありません。
人生において最もテストステロン値が高い時期は、10代後半〜20代。その後は老化と共に、徐々に分泌量が減少していきます。
(「30代からは、毎年1%ずつテストステロン分泌量が減少していく」と主張する学者もいます)。
そのため、40〜50代の頃になると、ED(勃起不全)やメタボ率が上昇し、男性更年期障害で悩む人が多くなってしまうんです。。。
男性更年期障害を簡単にセルフチェックできる設問をご紹介します。
最近の様子を振り返りながら、Yes/Noで気楽に答えてみてください。
これらに3つ以上Yesと答えた人は、男性更年期障害が徐々に進行している可能性があります。
気になる方は医療機関を受診し、テストステロン値を測定してもらいましょう。
最後に、男性更年期障害の対策をご紹介します。
「テストステロン分泌量の減少」が男性更年期障害の原因であるため、「テストステロン分泌量を増やすこと」が男性更年期障害の対策となります。
※ 以下は、男性更年期障害の発症後には治療法として有効であり、発症前には予防法として有効です。
筋トレなど、筋肉に大きな負荷を与える短時間の運動で、体内のテストステロン分泌量が増大します。
ただし、体が脱水状態の場合はテストステロン分泌量が減少してしまうため、こまめに水分補給を行いながら筋トレに励んでください。
なお、筋トレには美容・健康面においても様々なメリットが存在します(参考記事:筋トレのメリット6つ)。
筋トレとセットでBCAAを摂取すると、テストステロンの分泌量が跳ね上がることが分かっています。
BCAA(分枝鎖アミノ酸)には 疲労回復や筋肉の合成を促進する効果があり、筋トレマニアやアスリートの間では 非常に有名な栄養素です。
ただ亜鉛を摂るだけでも、テストステロンの分泌量が増大します。
食事内容・運動習慣を変えず、亜鉛サプリだけを1ヶ月半摂り続けただけで、テストステロン値が大きく上昇したという報告があります。
スポーツ観戦(特に格闘技観戦)などの闘争心が刺激される行為によって、テストステロン分泌量が著しく増大します。
自分が応援している選手・チームが活躍した場合、20%以上もテストステロンの分泌量が増えたとする研究報告もあります。
ただし、自分が応援している選手・チームが不甲斐ない結果に終わった場合、逆にテストステロンの分泌量が著しく減少するとのことで、諸刃の剣かも知れません。。。
性的な衝動を高めることで、テストステロンの分泌量は他に類を見ないほどに増大します。
「アダルト動画を5分間閲覧した男性のテストステロン値は、100%以上も上昇した」という研究報告がある程です。
ただし、自慰を始めてしまう(ましてや、射精をしてしまう)と、テストステロン値は急激に減少。ジヒドロテストステロン(DHT:通称、悪玉男性ホルモン)と呼ばれる、テストステロンとは真逆の作用をするホルモンが分泌されてしまいます。
性的に興奮し、威哥王その欲求を解消しない "欲求不満" な状態を維持することで、体内のテストステロン値を高く維持することができます。
お酒(アルコール)、タバコ、砂糖、炭水化物、サラダ油、加工食品 などを摂取すると、テストステロン値が減少することが分かっています。
これらを完全に断つことが難しい場合は、少しでも量を減らす努力をしてみましょう。
笑うこと(=笑顔を作ること)には、ストレス解消・免疫力アップ・心臓疾患予防 などのメリットが存在します(参考記事:笑うことの素晴らしいメリット7つ)。
笑顔とテストステロン分泌量の間には、直接的な関わりはありません。しかし、テストステロン減少によって引き起こされる男性更年期障害の様々な症状を、笑うことのメリットが緩和してくれます。